カルチャー日吉 ヒストリー 〜創業者の思い〜
「カルチャー日吉」は、1996年(平成8年)の秋、当校代表・高松汀子(ていこ)によって、10名の講師とともに設立されました。
あの小さなスタートから早20余年。
文化や芸術関連をはじめ、幼児教育や語学講座まで、今や200を越える多彩な講座を開講するまでになり、日吉駅西口から徒歩1分という立地にも恵まれ、月間の受講者数は約1300人、延べ人数も6000人を越えるまでに成長しました。
現在、英語をはじめとする各種語学講座、絵画、書道、ホビー、手芸・工芸、音楽、フラワーアレンジメント、体操・ダンス、教養・実務など、多岐にわたる豊富なジャンルで講座を展開中です。
また、0歳児の赤ちゃんから幼児、小・中・高・大学生、社会人や主婦、90代のシニア世代に至るまで、幅広い受講者層・年齢層に向けた講座を多数ご用意しております。
● 創業者が感じたアメリカと日本
「教育は、それを受けた者に一生宿る」との教育理念を持つ母のもと、横浜市磯子区で育った高松は大学卒業とともに結婚し、仕事でアメリカに赴任していた夫とミシガン州デトロイト郊外での暮らすこととになり、慣れない環境の中でのアメリカ生活がスタートします。
そこで目にしたものは、「映画のワンシーンのような素晴らしいアメリカ」と、その反面「日本が世界でいかに知られていないか」という現実でした。
●米国教育者を招く事業「PACEインターナショナル」の立ち上げ
約4年間のアメリカ駐在生活を経て日本に帰国した高松は、日本在住の外国人と日本人との国際親善ボランティア団体「横浜インターナショナルウィメンズクラブ」に所属。
そこで出会った米国人女性とともに、「PACE (Program for Academic and Cultural Exchange)」を立ち上げ、訪日したアメリカ人教育者たちに、日本の良さを伝える事業をスタートしたのです。
●「PACEインターナショナル」の事業からカルチャースクールのオーナーへ
英語で日本国内を案内できる女性たちの協力のもと、「PACEインターナショナル」の事業に情熱を注ぐ高松はその活動を通し、当時日本語学校の校長を務めていた当ビル(日吉教養ビル)オーナーと出会い、当ビルでの事業運営を強く打診され1996年、「カルチャー日吉」を設立するに至りました。
●「一人の講師、一人の生徒を大切に」 独立系の地域密着型カルチャースクールの運営を!
わずか数名の生徒からスタートしたカルチャー日吉は、「たとえ、受講者が一人であっても」講座は閉講しないことがモットーにしています。そこには、「一人の講師、一人の生徒を大切に」との創業時からの想いがあるのです。
この「一人一人」を大切にする理念を軸に、どの大手企業の傘下にも属さず、「独立系」の地域密着型カルチャースクールとして、創業当時のままに、日吉周辺の人々に広く、そして深く親しまれてまいりました。
●国際色豊かな語学や教養講座が同校の原点
高松が、何よりも「教育の大切さ」を教えられて育ってきたこと、そこに自身の語学力や、国際的なネットワークを通じて大切に育んできた人々とのつながりを生かす形で、英語の講座を中心にスタートした「カルチャー日吉」。
これがまさに「カルチャー日吉」の原点であることは言うまでもありません。
日本の英語教育、さらには学ぶ環境に興味を持ち続けてきた高松の想いも重なり、国際感覚を磨く講座、日々の生活に生かす講座など多彩な講座を現在も続々と開講中です。
●年齢、性別、国籍、そして文化の垣根を越えた 多文化共生スクール、「カルチャー日吉」へ
あらゆる垣根を越えた多文化共生スクール、それこそが「カルチャー日吉」が目指す形です。
「生徒一人一人のご要望に柔軟に対応し、老若男女が集え、性別、国籍、文化の垣根をも越えて学べるカルチャースクールとしての存在を確立するために、もっともっと、講師や生徒の皆さんとともに成長していきたい」これが高松をはじめ、私たち「カルチャー日吉」の想いです。
* 当校代表・高松から皆様へ *
「日本を全く知らない」人に出会ったアメリカ生活時代に感じた「諦めない心」、さまざまな国・境遇・国籍の人々と出会ってきた日々への感謝、そして「自己を磨く」ことで仲間を作り地域社会に還元し、新しい風をこのスクールにも吹かせていきたい、そう強く願ってやみません。